ライフスタイルマガジン『くまもとのいえ』と連動した、熊本の家づくり情報を網羅したプラットホームです。
建築家、住宅会社の新築からリフォーム、リノベーションまでさまざまな事例をご紹介。
2021/8/9
くまもとで暮らすぜいたく
SPECIAL ARTICLE
2022/05/31

料理に花を添えて

一日の優雅な食事
漆黒のトーンに彩られたスタイリッシュな大人のダイニングで、 料理家の山田眞由美さんとフラワーアティストの奥村裕子さんが 「一日の優雅な食事」を演出しました。 奥深い花の色合いと、 味の足し算と引き算が絶妙な料理の数々をご堪能ください。
Bon appétit

□キャベツ4枚 -タネ- □合い挽きミンチ/250g
□玉ねぎ(みじん切り)/1/4個分
□木綿豆腐/80g □卵/1個
□塩/小さじ1/2 □胡椒/小さじ1
□ナツメグ/少々 □小麦粉/小さじ1
□サラダ油/適宜 -調味料- □ブイヨン/1個
□水/300ml
1_芯を抜き1枚ずつ丁寧にはがし、熱湯に入れてゆでる。
ザルに引き上げ、冷めたら芯の固い部分を削ぎ切り、細かく刻む。
2_タネの玉ネギはサラダ油を中火で熱したフライパンで炒め、 冷まして
おく。
3_ボウルにタネの材料、刻んだ芯、○を入れ、小麦粉を振って混ぜる。
(小麦粉は茶こし等で振るいながらすると少量で済みますよ)
4_ゆでたキャベツに○を包み込むように巻く。巻き終わりは楊子で留め
る(4個作る)。ロールキャベツが4個きっちり並ぶ位の鍋に、巻き終
わりを下にして並べる。
5_調味料の材料を加えて落とし蓋をし、さらに鍋の蓋をしてコトコト煮
たつ位の火加減で20~25分煮る。
材料
作り方
Recipe
□キャベツ4枚 -タネ- □合い挽きミンチ/250g
□玉ねぎ(みじん切り)/1/4個分 □木綿豆腐/80g
□卵/1個 □塩/小さじ1/2 □胡椒/小さじ1
□ナツメグ/少々 □小麦粉/小さじ1
□サラダ油/適宜 -調味料- □ブイヨン/1個
□水/300ml
材料
Recipe
1_芯を抜き1枚ずつ丁寧にはがし、熱湯に入れてゆでる。ザルに引き上
げ、冷めたら芯の固い部分を削ぎ切り、細かく刻む。
2_タネの玉ネギはサラダ油を中火で熱したフライパンで炒め、 冷まして
おく。
3_ボウルにタネの材料、刻んだ芯、○を入れ、小麦粉を振って混ぜる。
(小麦粉は茶こし等で振るいながらすると少量で済みますよ)
4_ゆでたキャベツに○を包み込むように巻く。巻き終わりは楊子で留め
る(4個作る)。ロールキャベツが4個きっちり並ぶ位の鍋に、巻き終
わりを下にして並べる。
5_調味料の材料を加えて落とし蓋をし、さらに鍋の蓋をしてコトコト煮
たつ位の火加減で20~25分煮る。
作り方
ロールキャベツ
大人の 優雅なディナー
黒壁、黒のテーブル、黒の食器。 漆黒のトーンの中でひときわその命の色を放つ可憐な花々。 テーブルに用意された料理は、 春の旬の素材を生かしたものばかり。 シンプルな味付けながらも、 コクと風味の豊かさを忍ばせた 大人のディナーがそこにあります。 冷たく冷やしたオーガニックの白ワインとともに、 Bon appétit

オリーブオイル香る
ポテトサラダ

染めユーカリ、ヒリュウシダ、スイートピー、ラナンキュラス
料理と花のアーティストたち
フラワーアーティストの奥村裕子さんの真骨頂は、何と言ってもセレクトする花の種類だといえる。四季を通じて好んで扱う花の一つがアジサイ。といっても色や花びらの形など、種類もさまざまだ。
「アジサイは大きくまとめても、小さく崩してもさまになります。また、他の花々との相性も良く、邪魔をしないのに全体を盛り立てます」と話す奥村さん。
奥村さんのアレンジメントは、大胆で繊細。例えばダリヤの大輪の花をメインに据えたかと思うと、存在を二分するラナンキュラスを寄せてみたり。それでも決して喧嘩をしないのが、奥村さんのアレンジメントの特徴である。
特筆すべきが、独特の色合いだ。奥村さんが選ぶ花々は、淡いトーンの中にも深さを感じたり、濃い花色にも鮮やかさが光ったりと、一色では表現できない花色が多い。
奥村裕子さんが手掛けるアレンジメントのオーダーは「Angel flower work」のホームページからアクセスでき、インスタでレッスンのスケジュール予定が発信されている。
「熊本には素晴らしい食材があふれていて、レシピを考えるのが楽しくてしょうがない」と話す料理家の山田眞由美さんは、時間があると県内各地の市場や物産館を訪れ、珍しい野菜や食材を見つけるそう。
「サラダや付け合わせ用の葉野菜一つとっても、迷ってしまうほど豊富な品種があって、プチトマトもそう。たくさんの種類や形が出回っていて味の違いで使い分けたり、盛り付けもかぜん、楽しくなってくるんです」と山田さん。今回ご紹介したディナーのテーブルのサラダボウルには、ひょうたんのような形をした珍しいプチトマトが忍ばせてある。
「食材の風味を引き出すために、基本的に薄味で作るようにしています」と山田さん。料理の撮影中も「まー、おいしそー」と思わず口に出る山田さんの横顔に、料理への思い入れの深さが伝わってくる。そんな山田さんが作る「桜のケーキ」やスコーン、お薦めの和紅茶などを購入できるウェブショップがスタートし、山田ファンに人気を集めている。
独特の花色と その感性
珍しい食材を 探して

Angel Flower Works

cafe tientien
TEL 080-6406-8133
所 / 阿蘇市一の宮町宮地3204
営 / 金・土・日・月・火 11:30~17:00
親交が深い料理家の山田眞由美さん(右)とフラワーアーティストの奥村裕子さん
山田さんが開発したドレッシング「vinaigrette aux POMMES」 (1個1,100円)。問い合わせは「cafe tientien」まで
創刊3号読者イベント
『料理に花を添えて』
山田眞由美さんの料理と奥村裕子さんのフラワーアレンジメントを、 お二人の指導のもと実際に作って楽しい時間を過ごしませんか? 前回に引き続き『山ぼうしの樹』での開催です
□日時 /1回目2026年7月26日(火)10:00~15:00
□場所 / 山ぼうしの樹 上益城郡甲佐町糸田136
□参加費 / お一人8,000円
□参加人数 / 10名 定員になり次第締め切らせていただきます
□お申込み方法 / 下記の参加申し込みボタンよりお申込みください
グループでの参加も可です
※コロナの状況により中止する場合があります


「山ぼうしの樹」
※メニューは食材によって変わります。
主催 / くまもとのいえ
□菜の花/1束
-A-
□練りがらし/小さじ1 □酢、砂糖/各大さじ1
□塩/少々
1_菜の花は塩少々を加えた熱湯でゆでて 冷水にとり、水けを絞ってざく
切りにする。
2_Aを混ぜ合わせて菜の花を加え、あえる。
材料
作り方
Recipe
山田さんの手作り弁当

メンチカツ、厚焼き卵、はんぺんの揚げ物、サトイモと鶏肉そぼろ和え、コマツナの辛子和え、ホウレンソウのゴマ和え、ブロッコリーと塩昆布のナムル、焼いたメザシ
お弁当は和食に限ります
木箱の折り詰めの中に厚焼き卵、メンチカツとはんぺんの揚げ物、 数種の野菜料理、そしてメインディッシュはメザシ。 「お弁当は和食に限ります」という山田さんの手作り弁当は、 郷愁を誘う味が詰め込まれています。 料理に添える花は、花開いたアオモジ一輪。 春を告げる花の一つで、かぐわしい香りに心が癒やされます。

菜の花の 辛子合え
□ブロッコリー/1株
-A-
□ごま油/大さじ2 杯 □昆布茶/大さじ1/2杯
□塩昆布/大さじ1~1.5杯
1_ブロッコリーの房を小分けにして、蒸す2分程。
2_Aと混ぜ合わせる。
材料
作り方
ブロッコリーのナムル
□ほうれん草/1束
-A-
□すりごま/大さじ1 □練りごま/大さじ2
□砂糖/大さじ1 1/2 □しょうゆ/大さじ3/4~1弱
1_ほうれん草を熱湯に入れてサッと茹でる。
2_ザルに上げ、冷水にとり、水気をよく絞る。
3_Aとあえる
材料
作り方
ほうれん草の胡麻和え

□塩/小さじ1
-A-
□ひよこ豆(水煮缶)/100g □にんじん/100g
□玉ねぎ/4分の1 □水/300cc
材料
Recipe
1_Aを全て鍋に入れ柔らかくなるまで煮込む。
2_ミキサーで攪拌し塩で味を整える。固い様だったら牛乳や豆乳でのば
す。
作り方
ひよこ豆とにんじんのポタージュ
花を飾って朝食を
朝食を優雅に味わう心豊かな時間をつくってみましょう。 例えば休日、少し遅めの朝食を用意して、 ゆっくりと味わう時間は心が満たされるはずです。 お気に入りのパンに添えるのは、ポーチドエッグと蒸し野菜。 そしてテーブルには、愛らしい花々を飾りましょう。 朝の日差しを受けて輝くその姿に、心が洗われるはずです。

トースト、蒸し野菜、ポーチドエッグ、ポタージュ