キッチンの延長線上に子ども部屋を配置。扉を開けておけばＬＤＫとひとつながりの空間に。デスクカウンターでは仕事や勉強も可能

20代後半の若いご夫婦が、２歳のお子さんが伸び伸びと遊べるように、と建てたＹさん邸。中に入ってみて驚くのは、その暖かさだ。真冬なのに床に冷たさは一切無く、リビングには明るい日射しが差し込んでいる。

Ｙさんご夫婦が『スタイラス八代』と出会ったのは、毎週末住宅展示場を回り、なかなか決まらず悩んでいた中だった。「初日から予算など現実的な話を聞いてくれて、家づくりについてリアルに考えることができた」と二人は振り返る。当時のヒアリングシートには、結婚後に住んでいたアパートでの困り事や、新居に対する二人の希望がびっしり。日々の生活の細かな悩みを全て話せたのも、「担当の漆橋さんがいい人だったから」と二人は笑う。一番の希望は、家族が集う広くて明るいリビング。南側には集合住宅があるが、夏・冬両方の太陽光の角度を緻密に計算し、小さめの窓を効果的に配置。視線を気にすることなくくつろげる明るい空間を実現した。奥様のおなかの中には新しい命が。さらに膨らむ温かい暮らしが、目に浮かぶようだ。